ご挨拶


取締役社長 高崎 實

 当社は、1934年3月マレーシア・サバ州のゴム農園を経営する会社として創業いたしました。その後幾多の事業の変遷を経て今日に至っておりますが、現在は木材保存(防腐・防蟻)処理・地盤改良・監視カメラの3分野に特化した事業展開を行っております。それぞれの事業は一見関連性がありませんが、各事業とも共通して、見えないところ或いは目立たないところで「社会にいいこと」、「地球にいいこと」をしています。

 木材保存処理は、創業当時から続いている唯一の事業です。昔は木製の電柱や枕木が保存 処理の主な対象となっていましたが、現在は住宅など建築物の構造材や外構材が対象となっています。木材は、景観上人々に安らぎを与えるだけでなく、成長過程で大気中から吸収した二酸化炭素を炭素化合物として固定する機能を有しています。保存処理を施した木材は、耐久性が高まり炭素固定期間が長くなる為、結果的に地球の温暖化抑制に寄与することになります。近年、政府が主導する木材利用促進の流れにより木材保存処理技術は改めて注目されており、2020年の東京オリンピック関連施設で大量に使用される木材にも当社独自の保存処理技術が使われます。

 地盤改良は住宅等の中小規模建築物の地盤を補強し建築物の安全を確保する事業です。地盤補強材としてはセメントや鋼材が一般的ですが、当社は可能な範囲でこれを木材に置き換える工法を開発し市場に広めております。地中に打設された木材は地下水に接していれば半永久的に劣化しません。地下水に接していない部分でも適切に保存処理を施すことにより劣化のリスクを大きく低減できます。 木材を利用した地盤改良は、あたかも「地中に森を造る」が如き究極のエコフレンドリー工法と言えます。これらの木材は杉やカラマツなどの国産材であり、国産材の利用促進に繋がると共に国内の林業の活性化(持続可能な森林サイクルの構築)に寄与することになり、日本の森林(国土)の保全にも役立っています。

 監視カメラは今や社会の必需品であり、近年、お客様のニーズも多種多様となっています。当社は海外優良メーカーの高性能カメラ・レコーダーを中心に様々な監視システムソリューションをご提案し、お客様のご要望にお応えしております。安心・安全を希求する社会情勢を背景に今後監視カメラの需要は益々高まって行くと予想されます。

 当社は、「技術で社会をサポートする」という企業理念のもと、これからも各事業において「創造と挑戦」を繰り返しながら、もっと「社会にいいこと」、「地球にいいこと」を追求し更なる企業成長を目指してまいります。ご期待ください。

2018年4月