製品紹介
リグノケアLC-350とは
木材浸透性が高く、効力に優れ、且つ環境に優しい水溶性の加圧注入用木材防腐・防蟻剤を望む声に応えて、リグノケアLC-350剤を開発しました。処理材はモスグリーン色となります。LC-350は防腐・防蟻効果のある銅化合物と防腐薬剤であるシプロコナゾールおよび木材定着助剤であるリグニンスルホン酸を配合した薬剤です。
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リグノケアLC-350の主な特徴
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- 安全で長い使用実績のある銅化合物と、安全性と防腐性に優れているアゾール系の抗菌剤を配合しており、効力と安全性を両立しております。
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- 定着助剤として木材由来の天然系成分(リグニンスルホン酸)を配合。リグニンスルホン酸は有効成分と共に酵素の力で木材中に定着・固定されます。
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- 安全性が高く、ホウ素、有害な元素(ヒ素、クロム)、有害VOC(トルエン、キシレン等)、環境ホルモン作用、シックハウス症候群の疑いのある化合物を含みません。
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- 日本の厳しい安全基準・品質基準に基づいて製造された国産製剤品です。
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- リグノケアLC-350は日本工業規格のJIS K 1571に定められる性能基準を満たし、JIS K 1570に登録され、(社)日本木材保存協会の認定を受けた薬剤です。処理木材についてもJAS認定及びAQ認証を取得しています。
リグニンスルホン酸について
リグニンスルホン酸は、製紙工場でパルプを生産する際に副産物として得られる天然由来の化合物です。これまでは、界面活性剤として一部使用される以外は大部分を焼却処分していました。リグニンスルホン酸を有効成分と共に木材に加圧注入することで、酵素と酸素が働き木材中に定着します。そのため、処理材からの有効成分の溶脱が起きにくくなり、長期間の耐久性を保持できるようになります。
製造工程
※処理加工は『JIS A 9002 木質材料の加圧式保存処理方法』に準じて行っております。
リグノケアLC-350処理製品
- 保存処理土台
- 環境パイル