製品紹介
ニッサンクリーンAZN
ニッサンクリーンAZNは、防腐薬剤であるシプロコナゾールと防蟻薬剤であるイミダクロプリドを調合した薬剤です。これらは木材中から溶脱しにくい薬剤で、長期間安定した防腐・防蟻効果を発揮します。
※ニッサンクリーンAZNの詳しい資料はこちら→資料請求のお問い合わせ
ニッサンクリーンAZNとは
-
1.処理後の乾燥工程が不要です。
水を使う処理を一切しませんので、 処理後は乾いた状態のまま仕上がリます。よって水溶性薬剤処理のような人工乾燥の必要がありません。
-
2.加工済み製品の処理ができます。
処理直後でも寸法変化は1%以内(当社計測値)と僅少のため、加工済みの製品でも保存処理が可能です。
-
3.組立て、接着、塗装ができます。
乾いた状態のまま仕上がりますので、 組立て、 接着、 塗装などすぐに使用することができます。
-
4.安全性の高い無色・無公害の薬剤です。
下のグラフに示すとおり非常に安全性の高い薬剤です。また無色な為、 木材本来の美観を損なうことがあリません。
-
5.トータルコストの低減
処理直後でも乾燥しており、 寸法変化も少ないため人工乾燥や仕上げ加工といった加工ロスがほとんどありません。
※ニッサンクリーンAZNは日本工業規格(JIS)、(社)日本木材保存協会、(財)日本住宅・木材技術センターで 決められているすべての効力試験に合格しています。
ニッサンクリーンAZN の安全性
ニッサンクリーンAZNは非常に安全性の高い薬剤を使用しており、毒性試験でもその安全性が確認されています。厚生労働省基準毒性区分では、LD50が50mg/kg 以下を毒物、LD50が50mg/kgを越え300mg/kg以下を劇物、それ以上を普通物と分類しており、ラットの急性経口毒性試験ではニッサンクリーンAZNは普通物に分類されています。
LD50とは試験に用いられた生物体重1kg 当りに何mg の薬剤を摂取した場合に50 % が死亡すると推測される量であり、その値が小さいほど毒性は強くなります。
製造工程
※処理加工は『JIS A 9002 木質材料の加圧式保存処理方法』に準じて行っております。
ニッサンクリーンAZN処理製品
-
防腐・防蟻処理構造用集成材
<オウシュウアカマツ> -
防腐・防蟻処理構造用集成材
<カラマツ> -
防腐・防蟻処理構造用集成材
<ベイマツ> -
防腐・防蟻処理構造用合板
<針葉樹合板> -
防腐・防蟻処理乾燥土台
<ベイツガ> -
防腐・防蟻処理乾燥土台
<ベイマツ>
ニッサンクリーンAZN処理木材の用途例
- 住宅
- デッキ
- 公園遊具
- 木橋
- 金沢駅鼓門