木材・住建事業部では、暮らしに欠かせない木材を、長く、広く使用できるよう、独自技術で防腐・防蟻処理を行っています。木の腐朽や劣化を防ぎ長期間木材を利用することで、CO₂の排出を抑制し、環境に貢献します。
木材・住建事業
暮らし安らぐ木材を、長く安全に使えるように。
長く安心できる木造建築のために
ハウスメーカーをはじめ、木造建築に携わる企業がお客さまです。防腐・防蟻処理をしていない木材は、腐朽菌や白蟻によって木材組織が破壊されてしまいます。当社独自の防腐・防蟻技術を施すことで、木の弱点を克服し、木を耐久性のある建材に生まれ変わらせることができるのです。
木材の高い需要と、環境に欠かせない事業
木材は住宅や公共建築物など、さまざまな場所で使用されています。日本文化に根付いた木造建築は、その安らぎやぬくもり、独特の心地よさから、普遍的な需要があります。ゆえに、その木材を長く使用するための当社の技術も、絶えず求められています。また光合成でCO2を吸収して生長する木材は、言わば炭素の塊であり、燃焼や腐朽により気体化すると地球温暖化につながってしまうため、木材の防腐・防蟻処理は地球環境のためにも不可欠な事業なのです。
特性をそのままに、長い年月使用できる木材に
当社が開発した「木材保存処理技術」は、高い圧力をかけることで、木材の内側にまで薬剤を深く浸透させます。この装置で処理をした木材は、高い防腐効果を発揮し、数年で腐朽するような木材も、長期間腐らせずに使用することができます。また安全性の高い薬剤を使用しているので、人体への影響がなく、木材特有の色や風合い、性質を損なうこともありません。木のぬくもりを損なわずに耐久性が保てるため、住宅、公共建築物、公園遊具、橋や船舶の部材などに幅広く採用されています。