人に優しく腐れに強い乾式防腐・防蟻薬剤
ニッサンクリーンAZNは、防腐薬剤であるシプロコナゾールと防蟻薬剤であるイミダクロプリドを調合した薬剤です。これらは木材中から溶脱しにくい薬剤で、長期間安定した防腐・防蟻効果を発揮します。これまで処理が困難であった集成材、LVL、合板、CLT等にも加圧注入処理が可能となりました。
ニッサンクリーンAZNは、防腐薬剤であるシプロコナゾールと防蟻薬剤であるイミダクロプリドを調合した薬剤です。これらは木材中から溶脱しにくい薬剤で、長期間安定した防腐・防蟻効果を発揮します。これまで処理が困難であった集成材、LVL、合板、CLT等にも加圧注入処理が可能となりました。
水を使う処理を一切しませんので、 処理後は乾いた状態のまま仕上がリます。よって水溶性薬剤処理のような人工乾燥の必要がありません。
処理直後でも寸法変化は1%以内(当社計測値)と僅少のため、加工済みの製品でも保存処理が可能です。
乾いた状態のまま仕上がりますので、 組立て、 接着、 塗装などすぐに使用することができます。
下のグラフに示すとおり非常に安全性の高い薬剤です。また無色な為、 木材本来の美観を損なうことがあリません。
処理直後でも乾燥しており、 寸法変化も少ないため人工乾燥や仕上げ加工といった加工ロスがほとんどありません。
※ニッサンクリーンAZNは日本産業規格(JIS)、(公社)日本木材保存協会、(公財)日本住宅・木材技術センターで 決められているすべての効力試験に合格しています。
ニッサンクリーンAZNは非常に安全性の高い薬剤を使用しており、毒性試験でもその安全性が確認されています。厚生労働省基準毒性区分では、LD50が50mg/kg 以下を毒物、LD50が50mg/kgを越え300mg/kg以下を劇物、それ以上を普通物と分類しており、ラットの急性経口毒性試験ではニッサンクリーンAZNは普通物に分類されています。
LD50とは試験に用いられた生物体重1kg 当りに何mg の薬剤を摂取した場合に50 % が死亡すると推測される量であり、その値が小さいほど毒性は強くなります。
加圧注入処理方法には、従来から使用されている水溶性(湿式)防腐・防蟻処理方法と、弊社が開発した乾式防腐・防蟻処理方法があります。 乾式防腐・防蟻処理方法には主に4つの利点があります。 ※乾式防腐・防蟻処理方法は日本産業規格JIS A 9002の「木質材料の加圧式保存処理方法」に準じています。
すべての工程において効率化・省エネを実現、木材へ保存処理薬剤を 加圧注入するための装置です。全自動でらくらく加工、加工済製品に処理可能。溶媒はリサイクル可能です。
詳細は問い合わせフォームよりお問い合わせください。